弥富工場 工場長

弥富工場 工場長

稲塚 徹

自分で使うものを自分自身の手で作りたいと思い立ち、休日を利用して日曜大工に勤しんでいます。最初は簡単な棚を作ることからスタートし、家具を着々と増やしています。我が家で使用しているダイニングテーブルと椅子は私自身が作りました。自分の手で作ったものには愛着が持てますし、家族との食事の時間がより一層楽しくなりました。

困難に挑戦する
ときに必要なのは
“必ずやり遂げる”
という気概

困難に挑戦するときに必要なのは“必ずやり遂げる”という気概

私は2006年に弥富工場の生産管理部門の立ち上げメンバーとして入社しました。当時、製造する品目や在庫は増えていくにも関わらず、管理方法はアナログなままだったため、生産効率の改善が急務となっていたのです。そこで、電子端末を用いたデータ管理の検討を進めていくことになるのですが、5000品目近くの商品データを入力するといった膨大な作業量が大きな壁として立ちはだかりました。気の遠くなるような作業量ですがやるべきことは明確です。私は自分の足で工場を回りながら情報を拾い集め、データ入力を繰り返しました。最初は一人で始めた作業でしたが、必死になって右往左往する私を見てデータ入力を手伝ってくれる仲間たちも増えていきました。
管理システムの導入を完遂できたのは、協力してくれた仲間たちのおかげであることは言うまでもありませんが、その協力も私自身が挑戦していたからこそ得られたものだったと思います。工場長に就任以来、売上も効率化も私自身が納得できる結果は残せていませんが、諦めることなく挑戦し続けていきたいと思います。

ともに働く仲間のために、自身に課した責任と使命

ともに働く仲間のために、
自身に課した責任と使命

工場長という立場になってからは、 “責任”という言葉の意味についてよく考えさせられます。仕事において、とくにその仕事が挑戦的であればあるほど失敗はつきものです。そもそも、長い人生のなかで間違いや失敗をすることなくすべての仕事をやり遂げることは不可能です。何か失敗をしてしまったとき、責任の取り方はさまざまあると思いますが、重要なのは、失敗という結果に対して粘り強く向き合い、次に成功させるための糧とすること。そして、間違ってしまったときは、その間違いを認めることだと思います。そうして結果が出るまで逃げずに立ち向かうことこそ、私の責任であると考えています。このプレッシャーと向き合うことはとても難しいですが、奮起できる理由は支えてくれる仲間がいるからでしょう。また、私の背中を見て挑戦心を抱いてくれる部下や後輩がいると信じているので、これからも逃げることなく結果を追い求めていきたいと思います。

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